大安吉日☆ノーテンキ

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2007-09-20 木

カナちゃん

カナちゃん

ン、なんじゃアリャ?!

廊下で白っぽいものが、ヒラヒラと揺れている。塵ひとつ無いこの御殿で一体何? 近づいてみると、その物体がやにわに走り出した。トカゲ? カナヘビ? やもり?

とっさに頭に浮かんだのは「捕まえて飼う」という言葉。

しかし、焦らず騒がずの姫気質で追いかけたとて、到底捕まえられるものではない。部屋の隅々まで、家具を動かして探しても陰も形もありゃしない。

それからは、掃除機をかけるにも吸い込まないように目をこらし、歩を進めるにも踏み潰さないように気をつけた。カナヘビだったと決め付けて“カナちゃん”と命名。折りにふれ「カナちゃん」と呼びかけても、返事もなければ姿も無い。

その昔、愚弟の机の引き出しを引いてみたら、なんと鎮座した蛙のミイラが出て来た。逃げ込んだ蛙もドジだけど、蛙がミイラになる期間、机の引き出しを開けない学生ってドンダケ〜?! 姉も愚弟に倣ってカナちゃんのミイラを作ってしまうのかとおののいた。

ところが1週間ほどたった朝、ポトスの下にカナちゃん発見!! ミイラにもならずご生存にホッ。

でも、いかにして飼ったら良いものか、人間の♂さえ飼ったことがない身ゆえ、言葉も通じない相手に大いに悩むところではある。

2007-09-10 月

手紙

東京駅構内の風景スタンプサービス付きポスト
品川駅構内の電車型ポスト

自慢じゃないが自慢させていただくと、このワタクシ、熱烈なラブレターは佃煮にするくらいもらっている。

“愛しています”“大好きです”と心情を訴える言葉、そして“女神”だ“天使”だ“ヴィーナス”だと、私を崇める名詞も耳にタコ。いや、手紙だから目からウロコ…(違うってことくらい分かってますよだ)。中には「貴女をジュリアと呼びます。ジュリエットのように情熱的で、マリアのように清らかな心の持ち主だから」なんて、至極当然の文面を書いて来た御仁もいる。

ン、その手紙を見せろって?! それが、残念なお知らせだが、私の手元には一切残っていないのだ。

ある年の暮れ、大掃除をしていた時のことだ。ダンボール箱にゴマンと入ったラブレターを選別して庭に置かれた簡易な焼却炉で燃やしていた時に、電話がかかって来た。まだ携帯電話など無く、ご家庭用の黒電話の時代だ。誰からかかった電話だったかは忘れてしまったが、庭に戻った時の衝撃はしっかりと覚えている。私が電話に出ている間に、父がダンボールの中身を、一気に焼却炉へと投げ入れてくれちゃっていたのだ。あ〜あ…。

お蔭様で、あれこれ悩む手間は省けたが、ものの見事にオノコ達の思いは全て、灰と化したのでありました。

ラブレターを投函する人もグッと減ってしまった昨今だが、こんなポストを見つけた。投函すると風景のスタンプを押してもらえる東京駅構内のものと、車輪までついた電車型の品川駅構内のポストをパチリ。

2007-09-04 火

雲

今年の夏は半端じゃない暑さ、イヤ、熱さだった

お盆で実家に帰った日なんぞ、死ぬ思い。何しろ40.9度を記録した熊谷と同じ埼玉県だ。熱中症にならないのが不思議なくらいの熱さだった。因みに華氏だと100度越え?!

天国の父に怒られるのを承知で言えば、お墓の御影石の上で卵を割ったら、間違いなく目玉焼きができたことだろう。「お父さん、食べたかった?」

夜がまた地獄。実家で私がやすむ部屋にはクーラーが無い。母の寝室にはあるので、欄間で仕切られた和室には母の部屋から冷たい空気が流れて来ても良いはずなのだが…。母は「肩が痛くなるから」とクーラーはご法度なのだ。仕方なく扇風機を回す。しかし、熱い空気をかき回しているだけで一向に涼しさを感じないのだった。

そんな灼熱地獄から帰っての我が天守閣はすぅずぅすぅ〜い。

山手線の内側、超は付かないが高層マンションの最上階。南は国道1号線と、その先に続く某女子大キャンパス、西は、こちらは超がつく高級住宅地。どちらも風を遮るものがない故に、ヒラとでも旗がはためく風さえ吹けば、涼しいったらありゃしない。都会に居て、避暑地の気分を味わうことができる。

そんな時、外には真夏を思わせる雲がもくもく。パチリと撮ってPCで見てみてビックリ。見て見てこの愛くるしいハート型の雲。撮影した乙女(なの!)の心そのままだと思わなくて。オホホ。

2007-08-29 水

ステビア

ステビア1
30分後

郵便受けをのぞいたら、普通の手紙より一回り大きく、ちょっとだけ厚みのある封筒が入っていた。なんじゃらほいと開けてみると「ネットショップ『緑の自然館』のプレゼント企画にご応募いただき誠にありがとうございました。この度、当選されましたので商品を送付致します」という、ご丁寧な挨拶状と一緒に、牛乳瓶の蓋を重ねたような茶色の塊りが現れた。どうやら、タネの仕込まれた培養土らしい。浅い容器に水を張り、その中に浸すと約30分で5倍ほどの厚さに膨らむという。その後は、乾燥しないように水分を与え続けると1、2週間で芽が出るんだって。

植物の名は“ステビア”という。原産地は南米パラグアイ、キク科の多年草、1cmほどの白い花が咲くらしい。わざわざ、花ことばと言う文字が書かれているのに、=無しだって。花ことばの無い花? それはないでしょと、ネットで確認してみると「花言葉は特に無い」という但し書きばかりが出てくる。かの昭和天皇が仰ったではないか「雑草と言う草はありません。草にはそれぞれに皆、名前があるはずです」って。ならば、花ことばの無い花も無いはずだ。

くどく探していたらありましたよ。やっとこ辿り着きましたよ。ジャーン「清潔」だって。やっぱり。これから飼育しようとしている人にピッタリの花ことばではありませんか。

2007-08-23 木

参鶏湯

サムゲタン

相変わらず、美人でスレンダーのマサちゃんと、雨の日に横浜駅の階段から『蒲田行進曲』ばりの階段落ちをし、相変わらずアゴに青タンを作ったままの植田と、田町に参鶏湯を食べに行った。“鳥一代”なる参鶏湯が目玉の鳥料理中心の居酒屋さんだ。

旅番組や料理番組で、タレントという輩が「サムゲタン」「さむげたん」と、やたら口にするその言葉は耳にしていたが、私が実際に口にしたのは初めてだ。

高麗人参、クコ、ユリ根、ナツメそしてもち米etcが詰められた鶏は、骨まで柔らかく美味である。最後にラーメンを入れて汁まで完食。これで明日は植田も私もマサちゃん張りにお肌がつるつるね。(でも、マサちゃんも一緒に食べてるから追いつけないか)

ここで私は、美人のマサちゃんと、青タンの植田、そして参鶏湯の鍋をデジカメに納めた。マサちゃんや植田は鍋の煙で摩訶不思議なスナップになってしまったが、参鶏湯に関してはなかなか良く撮れたと思う。

北海道ののぞみちゃんに送るメールに添付すると、直ぐに「美味しそぉ。今すぐ食べたい!!」という返信が来た。気をよくした私は、米国はシュワ知事のカリフォルニア州サクレメンテに住む知り合いにも同様に送ってみた。「美味しそうな匂いが漂ってきそうなお写真でした。これで決心がついたゾ。もうすぐアメリカのビザが切れるので、延長するか東京に戻るか決めかねていたけれど、東京に決定!」という返信が届いた。

私の撮った参鶏湯の写真が郷愁に火をつけてしまったらしい。そうねニッポンに帰って、温かい参鶏湯を食べて心も暖かくしたいのね。って、参鶏湯は日本の郷土料理でしたっけ?

2007-08-12 日

新丸ビル


思い立ってから3度目にして、新丸の内ビルディングに足を踏み入れた。

まずはオープン当日、東京駅丸の内北口からは閑散として見えたのに、なんとオープン5分後には「入場制限」、残念。ゴールデンウィークの出社の日、(帰りにちょっと寄ってみよう)と思ったが甘かった。ビルの入り口を遥かに越えた所に「最後尾」と書かれたプラカードを持った青年が立っている。遠くから入り口だけ見て帰る、無念。

そして、先月の土曜の夕方。やっとこ入ってみましたよ、近くて遠かった新丸の内ビルディングに。入った途端に足元を見て驚いた。目の錯覚だとは充分承知だが、まるで棚田だな(回文もどき)。足を踏み外したらなんとしょう。

丸ビルは若者向け、新丸ビルはアダルト向けというだけに、壁や柱はダーク・ブラウン。照明も吊り下がったランプ型で、天井の高さをより強調している。エレベーターも黒檀かと思うようなドッシリとした扉で、落ち着いた雰囲気をかもし出している。なるほど“伝統とモダンが息づくビル”よねぇ。

どこのフロアも食べ物屋さんは超満員。店員さんが店の外で待つお客さんに、メニューを渡しているほど混んでいる。でも、ホッとするのが通路に置かれた椅子の数と種類だ。ホテルのロビーや、お洒落なお宅の居間かと思わせるような高級そうな椅子が、あっちこっちに置かれている。しかも、けっこうな座り心地だ。ン? 目の先にあった喫煙コーナー。トイレの表示と間違えるトコだったぁ。

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