ねむの木の庭

今年も勤労感謝の日がやって来た。

天気予報で「かっこうの行楽日和」と太鼓判を押しているほどの晴天だ。引き篭もってばかりの毎日だが、今日は珍しく靴を履きたい気分。高等遊民の生活ができる、現在の状況を作ってくれた、昨年までの私の勤労に感謝しながら、近辺を散歩することにした。

私が暮らしているのは、城南五山の一つ、池田山と言われる地域だ。(他に島津山、八つ山、御殿山、花房山)。俗に“高級住宅街”と言われている。(オホホ)

池田山公園紅葉
池田山公園

壊すか、保存するかで話題になった、美智子皇后のご実家、正田邸の跡地にできた「ねむの木の庭」を眺め、インドネシア大使館を横目に歩いて行くと、江戸時代に岡山城主池田家の下屋敷だった庭園そのままの池田山公園がある。ここが、殊の外綺麗な紅葉を見せてくれるのだ。

数年前に、たまたま紅葉の時期に訪れた際「こんな場所が近くにあったら、わざわざ遠出をすることは無いねぇ」と、何箇所も紅葉狩りに行っていた母が驚いたほどだ。

ここで、しつらえられたベンチに座り、のんびりと景色や池の鯉を眺める。公園を出て、逓信病院という名前で知られていた、現NTT東日本関東病院の横を通って、マンションの正面玄関に帰りつくと、靴を履いてから1時間弱。

ああ、今日はよく動いた。