ステビア1
30分後

郵便受けをのぞいたら、普通の手紙より一回り大きく、ちょっとだけ厚みのある封筒が入っていた。なんじゃらほいと開けてみると「ネットショップ『緑の自然館』のプレゼント企画にご応募いただき誠にありがとうございました。この度、当選されましたので商品を送付致します」という、ご丁寧な挨拶状と一緒に、牛乳瓶の蓋を重ねたような茶色の塊りが現れた。どうやら、タネの仕込まれた培養土らしい。浅い容器に水を張り、その中に浸すと約30分で5倍ほどの厚さに膨らむという。その後は、乾燥しないように水分を与え続けると1、2週間で芽が出るんだって。

植物の名は“ステビア”という。原産地は南米パラグアイ、キク科の多年草、1cmほどの白い花が咲くらしい。わざわざ、花ことばと言う文字が書かれているのに、=無しだって。花ことばの無い花? それはないでしょと、ネットで確認してみると「花言葉は特に無い」という但し書きばかりが出てくる。かの昭和天皇が仰ったではないか「雑草と言う草はありません。草にはそれぞれに皆、名前があるはずです」って。ならば、花ことばの無い花も無いはずだ。

くどく探していたらありましたよ。やっとこ辿り着きましたよ。ジャーン「清潔」だって。やっぱり。これから飼育しようとしている人にピッタリの花ことばではありませんか。