思い立ってから3度目にして、新丸の内ビルディングに足を踏み入れた。

まずはオープン当日、東京駅丸の内北口からは閑散として見えたのに、なんとオープン5分後には「入場制限」、残念。ゴールデンウィークの出社の日、(帰りにちょっと寄ってみよう)と思ったが甘かった。ビルの入り口を遥かに越えた所に「最後尾」と書かれたプラカードを持った青年が立っている。遠くから入り口だけ見て帰る、無念。

そして、先月の土曜の夕方。やっとこ入ってみましたよ、近くて遠かった新丸の内ビルディングに。入った途端に足元を見て驚いた。目の錯覚だとは充分承知だが、まるで棚田だな(回文もどき)。足を踏み外したらなんとしょう。

丸ビルは若者向け、新丸ビルはアダルト向けというだけに、壁や柱はダーク・ブラウン。照明も吊り下がったランプ型で、天井の高さをより強調している。エレベーターも黒檀かと思うようなドッシリとした扉で、落ち着いた雰囲気をかもし出している。なるほど“伝統とモダンが息づくビル”よねぇ。

どこのフロアも食べ物屋さんは超満員。店員さんが店の外で待つお客さんに、メニューを渡しているほど混んでいる。でも、ホッとするのが通路に置かれた椅子の数と種類だ。ホテルのロビーや、お洒落なお宅の居間かと思わせるような高級そうな椅子が、あっちこっちに置かれている。しかも、けっこうな座り心地だ。ン? 目の先にあった喫煙コーナー。トイレの表示と間違えるトコだったぁ。