実家の“お犬さま”が病気になってしまった。
私も罹ったことのあるメニエール。地球が回る、目が回るという病だ。やっとこ立ち上がっても、よろよろと歩いて直ぐに倒れてしまう。
5日間の入院で大分回復したが、まだまだ本調子ではないようだ。飼い主である愚弟は、ただ、ただおろおろするばかり。父が倒れた時より、よっぽど落ち込んでいる。なにしろ愚弟には、この上なく可愛い長男なのだから。
息子とキャッチボールをしたいという夢は、娘二人という家族構成で叶わなかったが、その分、長男と称する雑種の雄犬を溺愛してきた。休みの度に利根川の河川敷に連れて行き、キャッチボールならぬ、ボール遊びに興じている。
7人家族には狭いから買い替えようと皆が何度言っても、日産に勤める先輩に義理立てしてサニーを乗り続けていたのに、“お犬さま”とのドライブのためにワンボックスカーに乗り換えもしたのだった。
退院してからの“お犬さま”は、ますます優遇され、外で飼われていたはずなのに、今では当然のように、家に上がり座敷でのうのうと居眠りをしている。床柱を背に、お食事なんぞをされる日も、そう遠くない気がする。
長らく勤務した会社を辞めて11ヶ月になる。もう、目覚まし時計をかけて起き、混み合った通勤電車に乗る必要は無くなった。
そんな私がつい先日、半年間有効の新しい定期券を手に入れた。それがこの写真。
不況で、居酒屋も閑古鳥さえ弱って鳴かないなんて話を見たり、聞いたりしているが、一生懸命頑張っている所は、どんな世相にも負けず、賑わっている。
店員さんが、背中の文字通りに一生懸命働いているのも気持ち良いが、10円メニューには驚きだ。しかも、メニューは週ごとに変わるらしい。今回は牛カルビ串。お一人様1本限りというものだ。けっこうなボリュームで、どこをどうしたらこの串が10円で提供できるだろうか。次週は鰻の蒲焼らしい。
定期券の裏に書かれた注意書きが、また楽しい。曰く、本カードを紛失した場合の再発行は出来ませんが、人生の再出発はできます。曰く、自説は曲げても、本カードは曲げないでください、などなど。
さて、今日は定期券を持って、10円の鰻を食べに出勤しようかな。ファーストドリンクのウーロン茶を注文する時に「定期券持ってるよ」と元気よく提示することを忘れないようにしなくては。
あの、大きな話題になった“ド根性大根”は、その後どうなってるのだろう。それから昨年、大手町でアスファルトの間から顔を出していたタンポポは、今年も花を咲かせたのだろうか。
どちらも元気でいてくれたら嬉しいのだが。
ところで、今年は足元ではなく、なんともはるか高い所に植物を見つけた。いったい、どうやってあんな所まで昇っていったのか、根っこは果たしてドコにあるのか? 当人も、思わぬところに顔を出してしまい、下を見てゾッとしているのではないだろうか。考えたら夜も眠れなくなってしまいそうだ。
私には高所恐怖症の知り合いが、けっこう多い。あれを見せたら、どんな反応を示すだろう。
しかも、すぐ側では大変な高さで、建築作業が始まっていた。高所作業車から延びた、アーム上には、3人の作業員が居るのだが、分かるだろうか。もちろん、この作業車はシルク・ドゥ・ソレイユでも、マッスル・シアターでも、木下大サーカスでもない。
ついでに、マンションの部屋から写した、トイメンのビルの塗装作業中の写真も添付しよう。
高所恐怖症の皆々様、たまには胸ときめかせて下さいね。ドキドキと。
「エッ、まだアンテナがついてるのぉ?!」
私の携帯電話を見ると、殆どの人が驚きの声を発する。Docomo-N505i、2003年に0円で購入(?)したものだ。
それまでは、PHSを使用していた。しかし、引っ越したマンションで電波がうまく繋がらず、PHSから乗り換えて今に至る。
それまでのPHSにはカメラ機能が無かったが、写真も撮れて送受信もできる。初めて送られてきた実家のミックス犬の写真がずっと待ち受け画面で笑っている。
兎に角、機械に弱いものだから「話せればイイんですよ、電話なんですから」という、随分前に松本人志が言っていた通り、他の機能は要らない。イヤ、使えない。メールが出来て、写真が撮れるだけでも、私にとっては画期的なことだ。
長年使っているから傷がついた箇所も多いけど、シールを貼って大切に使っている。
ところが、だんだん充電期間が短くなって来た。ちょっと使うと、すぐにバッテリー容量空を示す赤い表示が出る。Docomoのお店に、電池を換えてもらおうと訪ねると「お客様、この機種は、既に電池の在庫が無くなっております」と言われ、何種類もの新しい機種を薦められた。
テレビが見られるなんて言われると、ついつい惹かれてしまうが、機能をまた一から覚えるなんて無理。ということで、今日もセッセと充電器に愛着仕様の携帯を差し込んでいるのだった。